浅草「オマージュ」と大阪本町「La Cime」のコラボディナー

2軒のお店のシェフがお互いのお店で料理を作るコラボディナー。
今回の催しは2月24日に浅草「オマージュ」で行われました。
「オマージュ」の荒井シェフのコラボディナー、私にとっては以前日本橋「Merveille」の松本シェフとのディナー以来です。
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センスいいですねぇ。
荒井シェフのデザインだそうです。

「今回のイベントは、『何か一緒にやりたいですね。』という一言から始まりました。
ラ・シーム 高田シェフが作り本質的な料理の世界を、浅草の僕のお店で紹介したかったのです。
掲げたテーマは、(ルーツ、ノスタルジー)お互いの考え、思いなどをお皿の上から感じ取っていただけたら幸いです。

楽しい時間をお過ごしください。」

メニューはこんな感じ。

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お二人の今回の料理は、共通して和の食材を多く使っていました。

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高田シェフの料理は、この「鰆(Sawara,L cerfeuil,Cerfeuil tubereux,Fraise,etc…)」の、鰆に苺を合わせたのがびっくりするくらいよく合っていて、鰆の甘みと苺の酸味とアボガドのまったりがこんなに合うのか…ふむふむ、…というか、こんな組み合わせ食べたことない!

高田シェフのデザートのこれもなかなか強烈に「和」でした。
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ふきのとうのダックワーズ。周囲に散らしてある黒い粉末もふきのとうの粉末で、甘みに苦味をぶつけてくる面白さとふきのとうの香りが違和感なく…というか、これもうまい!

荒井シェフのメインのピジョンはどちらかというと中華な色合い。ぱっと見、ギョウザ?のような見た目(皮はホタテ)、下はワイルドライス…ではなくチャーハン。ピジョンのソース旨!赤いパリパリはビーツ。中のピジョンの火入れのギリギリな感じは見えないけどホタテから少し見えていて、視覚的にきれいなだけでなく凄みがあります。

あとでお二人のシェフに、今回のかなりモダンな料理のどのへんにノスタルジーを盛り込まれたのか伺ってみると、フランスの古典に回帰するのではなく、ご自身が昔食べておられた食材というものになったそうで、やはり、そういう方向へ行くのが日本人でフランス料理を画像3やる場合には自然な方向になってくるのかな、と思いました。

荒井シェフいわく、
「フランス人であれば、コックオーヴァンなどの家庭料理を味わった経験があって、それを洗練させたフランス料理を食べるということになるのでしょうが…」とのこと。
昔、家庭で、ふきのとうのてんぷらだの、鰆の焼いたのだの食べていた私たちの「ノスタルジー」をフランス料理で表現すると、こうなるのが自然なのかもしれません。

このコラボディナー、このあとLa Cimeでも3月4日に行われるそうです。

オマージュ (Hommage)
東京都台東区浅草4-10-5
03-3874-1552
月曜日定休(火曜日不定休)
荒井昇シェフ

La Cime
大阪市中央区瓦町3-2-15 本町河野ビル1F
tel./fax.06-6222-2010
日曜休み
高田裕介シェフ
↓柴田書店「専門料理」の最新号。高田シェフの対談載ってます。
小峰敏宏(カーヴ・ド・コンマ)× 高田裕介(ラ・シーム)
「フォワグラ料理」の方は、荒井シェフ出てます。

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